人の足は片足で、28個(両足で全身の約1/4の骨の数)もの骨で構成されています。骨の精密な組み合わせで足の動きはコントロールされているんです。しかし、その精密な動きに問題が生じると、膝や腰など全身に負担が大きくなってしまいます。
自分の足の状態を把握しておくことは、健康維持のためにも大切です。プラスで、足裏の胼胝(たこ)の状態も確認してみましょう。足のサイズに合わない靴を履いたり、負担がかかる歩き方をしているとゆがみが出てしまうので、次の項目もチェックを!
「少し歩くだけで疲れる…」という人は自分の足に合わない靴を履いていることも原因かもしれません。靴選びのポイントをおさえて、健康な足を目指しましょう。
大きい靴の中では、足が動きすぎて過剰な指の掴み動作や疲れを引き起こします。小さすぎる靴は、指や爪の変形や胼胝(たこ)ができやすくなります。靴屋さんなどで、正確な足のサイズを測ってもらう方がいいでしょう。特に、子どもや男性は靴のサイズが大きすぎる傾向があります。一度しっかり測定しましょう。
自分に合う靴を選んだら、履き方も大事です。正しい履き方で足と靴をしっかりとフィットさせることで、足のトラブルを予防することにつながります。
歩くことは手軽にできる運動です。やり方は下図のように1と2を繰り返すだけと簡単!上げるより、かかとを落とす方を意識しましょう。
歩幅が大きく、速度の速い歩きができる方は、健康寿命が長いというデータが出ています(健康寿命:自分で身の回りの活動が行える健康な期間のこと)。足の土台がしっかりしていること、歩幅を大きくできる体の可動性があること、リズミカルに歩けることが関連しているんですよ。
インソールとは、靴の中敷き(足底版)のことです。幅広く世の中に出回っていますが、その機能もそれぞれです。既製品から自分にあわせたオーダーメイドの物まであります。足の悩みがある方は、まずは専門家に一度相談する事をおすすめします。
取材協力:株式会社 輝く羽
住所:〒892-0822 鹿児島市泉町5-7 SIビル501
TEL:050-5360-4310 定休日:土日
事業内容:整体、インソール判定と販売、保育園・療育などのアドバイザー、講師/セミナー企画(医療系)、子どもの運動/大人のフィットネス
HP:https://hane.care/