地震が起きたとき、冷静に対応するのは難しいで すが、どんな行動をとるべきなのかを知っておく だけでも自分はもちろん家族や他人の命を守るこ とにつながります。心掛けておくことや災害時に役立つサービスなどについて学んでみましょう。
地震の揺れを感じたら、まずは落下物の少ない「安全ゾーン」へ避難を。 2階にいるなど逃げる時間がないときは机の下にもぐることは間違いではありませんが、家が倒壊した場合、圧迫死することも…。 移動できるときは玄関付近がベストです。家の中に閉じ込められないようにドアを開けておきましょう。
揺れがおさまった後は火の元の安全確認や、近くのドアや窓を開けて避難口を確保しましょう。室内にガラスの破片などが散乱していることがあるので、避難するときはあわてて外へ飛び出さず、落ち着いて移動することが大切です。 ブレーカーを切り、ガスの元栓をしめることも忘れずに。
災害時は回線が混雑しやすい音声通話よりもネット接続を使いましょう。LINEのメッセージなら既読がつくので、安否確認に便利です。友人や会社など多くの人に安否を知らせるときはTwitterやFacebookが役立ちます。
2種類あり、1つ目が「災害用伝言ダイヤル(171)」。携帯電話などで171にダイヤルすると、メッセージの録音と再生ができます。もう1つが各携帯会社が提供している「災害用伝言板」。文字による書き込みと閲覧ができます。
国土交通省のホームページの「防災ポータル」は様々な防災・災害情報関連の318サイト(2020年9月時点)を「日頃から知ってほしい情報」と「災害時、見てほしい情報」に分けてまとめています。
東京消防庁ホームページの「東京消防庁電子学習室」では、地震に備えるためのポイントや住まいでできる防火対策、応急手当の仕方など災害時に役立つ情報をクイズ形式や動画などでわかりやすく解説しています。